2017年 04月 14日
Black coffee |
20代のころ、お世話になっていた新宿の「ばがぼんど」というお店があるのだけれど、とても久しぶりにそこで出会ったピアニストの方(この方にもめちゃくちゃお世話になった)にお会いする機会があり、共通の知り合いの女性ピアニスト&ヴォーカリストの方が数年前に亡くなったことを知りました。
高梨さん、ご冥福をお祈りいたします。どうぞ、ゆっくり過ごしてください・・・
そのお店で起こることは毎回映画みたいで、いろんな感情を駆使して過ごしていた気がする。
20代前半の私にとっては色々が奇想天外すぎて許容量を試される日々だったけど、それが「映画みたい」っていうことだったかも。要するに、それは現実なのかどうなのかっていう線引きが怪しくなることが何度もあったのだ。笑。全員で夢みていたのか・・・私だけがそう感じていたのか、は分からない。出るときに、ドア一枚隔てた外の空間との密度の違いにびっくりしてた。それも全部、お店の演出だという気もする・・・オーナーの松岡さんからして、外国の絵本というか紙芝居みたいだったんだもの。全部テキトーなようでいて、音楽の位置づけやBGMの音量、メニューや値段設定やら、インテリアとか(壁中に平賀敬さんの作品があったり)、全部絶妙で凄かったと思う。何なら、いるお客さんすら風景の一部として魅力的だった。でも、同じことでも人によって見方が違うわけで、私は私の見える範囲のストーリーを感じていただけなんだろうな・・・
お店はオーナーが変わって今も営業されています。恵比寿にも支店ができたそう。
そんなこんなも、自分のなかにあるのです。
さあ、今日はレッスン・デイ。
まずは、眼科に行かなくちゃ・・・
by yamakamihitomi
| 2017-04-14 11:22
| 日々のいろいろ
|
Comments(0)