イチベレさんワークショップ(2)

26日のブログの続きです♪

そんな興奮冷めやらぬまま、翌日の(大人向け)ワークショップに参加。ドラム、パーカッション×3人、ベース、エレキギター、ガットギター、カバキーニョ、ビオラ、チェロ、コーラス四人、フルート2人、トランペット、トロンボーン、ソプラノサックス、アルトサックス、バスクラリネット、ピアノ、キーボード、ピアニカ、という編成でした。
知り合いのミュージシャンも沢山参加していてわくわく。

イチベレさんが即興で作曲した曲を、各パートに振り分けて教えていく。最初は管のハーモニーから。
一拍ごとに音が変わるのでついていくのが大変ですが本当に美しいハーモニー。ちなみにイチベレさんはこのワークショップでは譜面を使わず、自分のパートは自分で覚えるというやり方なのです。(慣れ親しんだものを譜面に記録するのはよい、とのことだったので覚えたところでやっと書きとめる。)

その後は、ピアノやギターのコード楽器。全員が、微妙に違うパートを担当します。同じコードでもリズムが違ったり音域が違ったり。

そしてベース、リズムセクションへ。え…っていうベースラインです。時折チェロがユニゾンしたり。

…ということを繰り返して、短いセクションを全員で演奏する。
おおっ!凄いっ
と思う隙もなく、次のパートを支持するイチベレさん。

それらをさらに繰り返して、5時間後に、その日にしか出来ないカラフルかつ複雑な曲が出来上がりました。
最後の管楽器のパートは、イチベレさんが日本的なエッセンスをということで、和楽器的ペンタトニックなフレーズ✨

うわっ完成した!
と思った瞬間、ワークショップの「音楽をつくる時間」は終わりました。そして演奏も終わった…曲は生まれて、その瞬間に消えてなくなりました。
あの、一回きり。
後にも先にもない一回。

そう、普段から一回なんだよね…
演奏だって人との会話だって。
またあるさ、って思っちゃうけど。

その後はイチベレさんのトークと質問コーナー。

印象的だった話がたくさんありました。
まず、仕事というつもりで演奏したことはない、という話。
仕事という言葉には色々意味があるけれども、いわゆるtaskではないということなのだろうな。
私は、やりたいことから、やらなくてはならないこと、になった瞬間に物凄く辛くなって、沈んでいた何年かがあったのを思い出したり。

あとはエルメートパスコアールについて。
イチベレさんは、輪廻転生を信じているそうです。今は生きることを学ぶ時間。世の中には、生きる先生のような存在がいて、エルメートパスコアールはそういう存在だ、宇宙からのエネルギーを受ける受容体だ、とのこと。

それから、今の悲しいことが沢山あるなか、喜びの涙を流す必要があるんだということ。

このセッションは、人生そのものかのように感じました。
全員違うバックグラウンドを持ち、違うパートをもち、二拍子の人と三拍子の人が同時にいたりして…
でも、自分を殺すでもなく誰かに合わせるでもなく、とても自然な状態で合奏できること。優劣はなく、ただ違いがあること。でも、似たところもあること…

小野リサさんが以前、ブラジル音楽は100年進んでいる、という話をしていたことがあり、その時は良く分からなかったけれど、自分なりに腑に落ちた一日でした。

いつかまたブラジルで、musica universal に参加したい!
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by yamakamihitomi | 2017-01-27 11:00 | 日々のいろいろ | Comments(0)

sax&flute player ヤマカミヒトミの日々を綴っています。ライブやレコーディング、ツアー、アルバムのおしらせ、その他日々のいろいろ。


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