ヴィパッサナー瞑想体験記

3月中旬、お休みをいただいてどうしていたかというと、
ヴィパッサナー瞑想の合宿に行っておりました。
本編は10日間で、前日に行って翌日チェックアウトなので12日間。
11泊12日はツアーと考えても私としては長いほうでこんなに外出するのは珍しい。
3人の既に行った友達に色々と話を聞いて興味を持って、半年くらい前からチャンスを狙っていたのだけど、
1月に申し込みしたときは既にキャンセル待ちになっていて、あらたに申し込みして今回参加した。

食事と睡眠以外の全てが瞑想(あとは講話)にあてられたスケジュールで、
勿論そんな生活に慣れちゃいないので、最初の数日はすぐに意識が飛んで(または寝る)、あわわ・・
また意識が飛ぶという繰り返し。何時間も座っていると足は激痛、どんな姿勢でも痛い。涙。
ちょっとしたリフレッシュ・・・程度の気持ちで行ったのだけど、三日目くらいに
「これはヤバイところに来てしまったかもしれない」とたじろぐ。
数日たつと慣れてきて、集中できる時間も増えてきて。
しかし本当に不思議なんだけれども、自分と向き合って向き合って、ただひたすらそれを続けていると
過去の出来事がわんさかと甦る。それも鮮明に。
色々とお題はあるのだけれども、私の場合多かったのは、嫌だったこと悲しかったことで
それが現在にも影響している、つまりトラウマになった発端の出来事のオンパレード。
全く、自分としては意識していなかった事柄の数々です。
そしてそれが身体の色んな場所に違和感として残っていたのが分かった。
何が違和感かというと、その出来事というよりはそれを通じて自分がもった感情が残っている感じかな。
例えば・・・
右の背中には「あの人への恨み」お腹の左側奥は「自分がした曲解・誤解」
左側の背中には「後悔」といったように。
誰かに言われて悲しかったこと、その悲しみが背中に矢のようにささっていると感じたときも。
心のしこり、とか、わだかまり、というのは例えではなく実際に存在するのだなあ。

あと、左足の付け根が最終日に至るまでずっと痛くてまいったのだけれど、
「痛い・・・痛い・・・」と感じているうちに、痛みは悪いことだと思っている自分に気づく。
痛みは痛みで、いいも悪いもないんじゃないかな?と思いつく。
何だか自分は、苦しいこと痛いことも「結局勉強になったから良かった」とか
別の解釈をしてなかったことにしてきたように思う。
でもそのとき痛い苦しいと思ったことは事実で、それ自体は受け止めてあげてもいいのかなと思った。

・・・というような10日間、とっても面白く得難い体験でした。
基本的にコース中は誰ともしゃべってはいけないのだけれども、帰る前々日に沈黙が解かれます。
話してみたら、すごく色んなバックグラウンドを持った方々が来ていて面白い出会いもありました。
今の状態としては、漠然と、なかなか元気になりました。(笑)
おおげさに言えば、過去と決別・・できたかな?まあまだ、沢山溜まってはいそうだけれど。

今回行ったのはゴエンカ氏という方が作った施設で、世界に150カ所あるそう。
http://www.dhamma.org/ja/index
興味ある方・・・ぜひ♪


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by yamakamihitomi | 2016-03-27 13:23 | 日々のいろいろ | Comments(0)

sax&flute player ヤマカミヒトミの日々を綴っています。ライブやレコーディング、ツアー、アルバムのおしらせ、その他日々のいろいろ。


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