2015年 04月 02日
胃からの、お言葉 |
内蔵・・・
モツ焼きとかホルモンという、よそ様の内蔵ではなく・・・自分の内蔵です。
きっかけはスペクテイターという雑誌を読んだこと。
今の号が「ボディトリップ」特集なのです。
私が何年か前から取り組んでいる「アレクサンダーテクニーク」もそうですが、断食、湯治、太極拳、野口体操、などが取り上げられています。
その中に「チネイザン」というのがありまして、漢字で書くと「氣内蔵」療法、内蔵へのタッチを中心としたセラピーなのだそう。しかも、肘を使ってぐりぐりされたりするらしい。ふーん・・痛そうだな(笑)。
斜め読みしてそのままになっていたのでしたが・・・
先日、わたしが趣味で参加している合唱のグループで、メンバーの一人であるカウンターテナーの歌手の方からのお話で藤田霊斎という明治時代の方の「藤田式心息調和法」の話になり、その流れで自分のみぞおちを指で押しながらの呼吸、というのをメンバーみんなでやってみたのです。
いわく「腹が立つ」というのはお腹が固くなっている状態で、逆にリラックスしていれば指がお腹にスムーズに入るそう。
そしたら見事に、全然指が入りませんでした。ちょっと触っただけで痛い(泣)。
びっくりしつつ、みぞおちだけでなくお腹の色々なところをぐりぐりっと触ってみると・・・
すごく痛いところと、妙にキモチイイところ、何も感じないところ、色々あったのです。
うーん、自分のカラダだけれど、これは新発見な感触・・・と思った矢先、
急に肋骨のすぐしたの左側から「アンタね、ちょっと食べ過ぎなのよ」とメッセージが聞こえてきたのです。オカルトでもスピリチュアルでも何でもなくて・・・本当に。焦りましたが。
確かにそのとき色々と食べ過ぎでしかも毎回急いで食べていた。だから胃としては消化が大変だったのでしょう・・・。ごめんね、胃・・・
そして皆様の想像どおり(?)肝臓もちょっと触っただけで違和感が・・・肝臓は「沈黙の臓器」と言われているそうで、知覚神経も通っていないとか・・・だから、痛さというストレートな感覚に、ならないのですね。
そして、先日行ってきました、チネイザンが受けられるサロンへ。
痛みと恍惚の入り交じる(笑)不思議な時間でした。でもそれをきっかけに、内蔵たちと自分(のアタマ)が仲良くなれるイメージが湧きまして。
セルフチネイザンの本とDVDもゲット。やってみました。
いやー、今まで知らなかった、意識してなかった!内蔵たち・・・
いつもいつも、ありがとうね。
アレクサンダーテクニークでは、骨・筋肉の話が多く内蔵の話にはならなかったのですが、内蔵もボディマッピングすることによって感覚が変わるように思います。
頭と心と身体・・・evenなのですね。というか、頭も心も身体のうち!
「腑に落ちる」のは、けして「アタマで理解する」ことじゃない。
チネイザン、継続してみようと思ってますよ〜。
by yamakamihitomi
| 2015-04-02 08:41
| 日々
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